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第52回ロッテルダム国際映画祭『五輪公式映画』2作品が選出!

2023年1月25日から2月5日にオランダ・ロッテルダムで開催される
「第52回ロッテルダム国際映画祭」から朗報が届きました。


河瀨直美総監督作品

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ロッテルダム国際映画祭「Harbour」部門に2作品ともに選出され、
「SIDE:A」はオランダプレミアとして、「SIDE:B」はインターナショナルプレミアとして、上映が決定しました。

この「Harbour」部門は、第50回の2021年に新設、ロッテルダムの港町というアイデンティティを反映した部門で、
世界から深く幅広いコンテンポラリーシネマが上映されます。

*ロッテルダム映画祭公式サイトはこちら

下記、河瀨からのコメントです。
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本作品のSIDE:Aはアスリートを中心に描きました。
特にママアスリートの現実にフォーカスしたシーンは、この時代を検証する上で
非常に重要な記録であると感じています。また、伝統的なスポーツから新しいスポーツ
(特にスケートボードやサーフィン、3x3、スポーツクライミングなど)の存在への移行が
顕著に見られる大会記録として、時代の証をご覧いただけると幸いです。

SIDE:BはCovid-19パンデミック禍におけるオリンピックをどのように開催したのか。
史上初1年延期無観客で行われたスポーツの祭典を実施するにあたりどう乗り越えたのか。
100年に一度あるかないかの事態を、子供の眼差しを通じて、
100年後の人類に届けたい想いを刻みました。

ロッテルダム映画祭は私の最初の作品「萌の朱雀」が上映された非常に思い出深い映画祭です。
またここに戻ってこれたことに感謝して、これからの本作の旅の始まりに感謝します。

河瀨直美

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現在、東京2020 オリンピックSIDE:A/SIDE:BはブルーレイとDVD発売中です。