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6/27「イサキ・ラクエスタと河瀬直美の往復映像書簡」

「イサキ・ラクエスタと河瀬直美の往復映像書簡」が

インスティトゥト・セルバンテス東京にて上映されます。

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2008年にバルセロナ現代文化センター(CCCB)が、映画監督を選んで公開対話をしてほしいとイサキ・ラクエスタに依頼しました。承諾した彼は、対話を越えて、ビクトル・エリセとアッバス・キアロスタミが当時行なったばかりの往復映像書簡を提案したのです。


では誰と? 彼のオープンでじっとしていられない性分から、様々なジャンルの映画監督の名前が開いた扇のように連なる多種多様なリストが頭に浮かびました。その中で、最後に開催されたラス・パルマス国際映画祭において一緒になった河瀬直美監督の名前が際立っていたのです。

河瀬直美監督はこの依頼を受け入れ、同映画祭で会ったイサキ・ラクエスタとの対話と映像交流に参加することになったのです。監督の助手でプロデューサーでもある内藤裕子氏を通してこの映像作品をどのようにするかを質問しました。河瀬監督にとっては初めての試みではなく、1996年に是枝裕和監督と既に映像往復書簡を交わしていたのです。様々なフォーマットが可能性として考えられました(優美な屍骸、片方が撮影した映像を編集...)最終的に短い期間での手紙を交換する往復書簡形式にしました。お互いに2通ずつ手紙を交換にすることになったのです。

この往復映像書簡が上演されるのは日本で初めてとなります。

映画上映会とイサキ・ラクエスタとのトーク
6
27()17:00よりインスティトゥト・セルバンテス東京において
スペイン語・日本語通訳あり。
入場無料。詳細・出席登録はこちらへ.