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カナダで開催中の第40回トロント国際映画祭で行われた

映画『あん』の北米プレミアに主演の樹木希林さんとともに河瀬監督が出席されました。

トロント国際映画祭での『あん』の公式上映前には長蛇の列がなされ、満員御礼。

笑いあり、涙あり、の客席で、大好評！上映後のトークも弾みました。

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米国の週刊エンターテイメント誌「variety(バラエティ)」でも『あん』の事が大きく報じられています。

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翻訳

トロント: Naomi Kawase's ANがセールスの成功叩き出す。

日本人監督河瀬直美による、ビタースウィートな物語を紡ぐ『あん』が

インターナショナルセールスにおいて予想外の成功を収めている。

カンヌのある視点部門のオープニング作品としてこの世に送り出されたこの作品は、

今週、トロントにおいても紹介されるが、フランスのセールスMK2により、

40以上の国と地域での配給が確定している。

叙情的でミニマルな作品を送り出すことで知られる河瀬、

カンヌでの常連でもあり、多くの映画祭プログラマーから愛される存在である。

しかしながらこれまでの作品に関しては、多くの配給を獲得するに至らなかった。

今回の作品、76歳の孤独な天才的お菓子職人にまつわる物語は、

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』や『アバウト・シュミット』といった作品のように、

主人公同様の白髪の目立つ観客層を中心に受け入れられていくようだ。

【『あん』は次の各地域の配給により獲得されている】

Kino Lorber (米国カナダ), Curious Films (オーストラリア), Cineart (ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ), HBO

(東ヨーロッパ), Edko Films (香港), MCF Megacom (旧ユーゴスラビア), New Cinema (イスラエル), MGR Intl. (イン

ド), Cinema (イタリア), Moving Turtle (中東), Caramel (スペイン), NonStop (スカンジナビア、バルカン諸国),

California Filmes (ラテンアメリカ), Green Narae Media (韓国), Astro Shaw (東南アジア), Filmcoopi (スイス),

Hakka Distribution (チュニジア), Leopardo (ポルトガル), Joint Entertainment (台湾), Filmarti (トルコ) and

Encore Inflight (フランス、日本を除く世界のフライト).

この作品が多くの人に受け入れられる証拠として、

『あん』は日本のボックスオフィスで $3.8 ミリオンを達成している。

多くの映画祭での上映となるが、トロント国際映画祭のあとは、ロンドン映画祭にて紹介される。